随分前から、原材料高の影響でクルマの価格が上がるよと繰り返し言ってきました。
その言葉が遂に現実のものになりました。
三菱自動車とマツダ自動車は既存のクルマの価格を3%程度上げると発表しています。
恐らく国内の他のメーカーもそれに追従することになると思います。
クルマとは関係ないですが、Apple製品も大幅値上げとなっています。
今の世の中、値上げはして欲しくなくてもせざるを得ない、しょうがないんです。
前々から言っているように、嫌なら早く行動する事です。
トヨタ自動車については基本的に車体価格の値上げはまだ実施していません。
但し、以前書いた通りの事態が起こっています。
それは、ディーラー販社にとって重要な収益の柱である「販売奨励金」の引き下げ。
ついに、と言いますか、分かってはいましたが7月から全国的に引き締められています。
これは例え話なので正確な数字ではありませんが、以前ならランドクルーザープラドは60万円引きで販売していたところ、今では30万円引が限界値引きですとなっています。
これはディーラーの担当者さんや店長が悪いのではなく、トヨタ自動車のシステムとして設定をした以上の値引きをした場合にアラートでるようシステムが導入されています。
ここまで読んで、「あー、しまった」という方、大丈夫です。
しまったと思っても今はトヨタ自動車で買えるクルマは殆どありません。
そして、6月以前に注文を入れられた方。
おめでとうございます。値引きも多くあったでしょうし、半導体不足は今後も続きます。
納車までは長い時間がかかりますが、きっとみなさんの注文されたクルマは手元に届くはずです。
その日を迎えるまで楽しみに待ちましょう。
そして、納車されたら貴重なクルマです。決して事故などしないように気をつけて運転していきましょう。